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こだわりの日本ワイン・ワイナリー探訪in丸藤葡萄酒工業

Cave anさんの安蔵正子様のご紹介で甲州市勝沼町藤井にあります老舗ワイナリー『丸藤葡萄酒』さんにお伺いさせていただきました。

創業1890年から挑戦を続けられて134年。親子四代にわたり、お一人でも多くの方に本物の美味しさを分かっていただくことを喜びにワイン造り一筋にこつこつ歩んでこられました。

ブドウを通じて、その土地の風土を色濃く表現したものが「ワイン」であると考え、ワインを通して自分たちを表現されております。丸藤葡萄酒さんの「ワイン」にはその想いがいっぱい詰め込まれています。

4代目大村春夫氏が自らブドウ畑とワイナリー内をご案内してくれはりました。

歴史ある蔵を見学させていただき、ワクワクドキドキの連続でまさに『ルバイヤートものがたり』の素晴らしいストーリーに酔いしれました。

1978年に作られた地下貯蔵庫。ヨーロッパの隠れ家風のテイスティングルーム(特別な試飲会用)は時を超えてタイムスリップしたようでした。

1958年に作られたコンクリートタンクの内部を30年以上前に貯蔵タンクに改装。酒石酸がカリウムと結合して結晶化した「酒石」がキラキラと光る壁と古いガラス製の虫取り器をランプに活用されたロマンチックな通路を通り抜け、お洒落なステンドグラスのドアを開けると現実に戻りました。

山梨県勝沼に行かはるご予定のある方は130年のワインの歴史を遡って多くの展示物を見ながら探索する見学コースがありますのでぜひ一度体験されてみてははいかがでしょうか。

とても思い出深い有意義な1日となりました。

丸藤葡萄酒の大村春夫様お忙しい中お時間を頂戴いたし誠にありがとうございました。

【栽培品種】

白ワイン用品種:甲州、シャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン

赤ワイン用品種:カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、プティ・ヴェルド

【Vineyards】

1)旧屋敷(ふるやしき)

 品種:シャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン

 仕立て:垣根、リラ

 土壌:北西斜面、やや砂・礫混じり

2)大棚(おおたな)

 品種:甲州

 仕立て:棚、長梢

 土壌:平北西斜面、やや粘土混じり

3)滝の前(たきのまえ)

 品種:メルロー・プティ・ヴェルド

 仕立て:垣根、平垣根

 土壌:平地、やや砂、礫混じり

4)蜂の城(はちのじょう)

 品種:メルロー

 仕立て:垣根、平垣根

 土壌:平地、やや砂、礫混じり

5)連柳入口(れんりゅういりぐち)

 品種:ソーヴィニョン・ブラン

 仕立て:棚、新短梢

 土壌:平地、火山灰土

6)連柳奥(れんりゅうおく)

 品種:甲州

 仕立て:棚、新短梢

 土壌:平地、火山灰土

7)連柳下(れんりゅうした)

 品種:タナ

 仕立て:棚、新短梢

 土壌:平地、火山灰土

8)北畑(きたばたけ)〜13)蜂塚(はちづか)

https://twitter.com/info_hanamiyako
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