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Cave an(カーヴ アン)ワイナリー

こだわりの日本ワイン・ワイナリー探訪in cave an

今回は山梨県万力にあります『Cave an』さん、安蔵正子様が代表、栽培・醸造をほぼお一人で美味しいワインをつくるために日々努力を続けてはるワイナリーにお伺いさせていただきました。

正子様のブトウ畑は醸造場の道を挟んでお向かいにあります。

万力地区標高400m付近にフランス・ブルゴーニュ地方、コート・ドールの銘醸地を思わせる景観に魅了させてこの土地でブドウをつくることを決意されました。

太陽をいっぱい浴びる南向きの斜面。

土壌は水はけの良い粘土質土壌です。

ご自分で栽培されたブドウを自ら醸造し、日本の食に合う、バランスの良いワインを目指されております。

①ブドウの生育を注意深く見守り、健全なブドウを収穫

②ブドウの敵熟を見極めて収穫し、できる限り補糖と補酸をせずにワインを仕上げる

③収穫されたブドウのポテンシャルに合わせた無理をしないワイン造り

④強さよりもエレガントさを重視

ブドウ畑を見せていただいて、近年の気候の変化に対応する健全なブドウつくりはこらから先難しい課題であると実感いたしました。

そして私は素人ながらその年のヴィンテージごとにブドウのポテンシャルに合わせたワイン造りは相当な経験と努力がないと美味しいワインはできないかもしれないとワイン造りの難しさも感じました。

2000年 1番目の畑『万力畑』メルロー、タナ、シラーを植樹。

2009年 2番目の畑『藤塚畑』タナとメルローを垣根仕立てにて交互に植樹。

2016年 3番目の畑『長畑』プチ・マンサンを植樹。

2018年 4番目の畑『棚畑』プティ・ベェルドを植樹

2020年〜2021年 5番目の畑『棚下畑』と棚上畑』棚栽培でプチ・マンサン植樹。

2021年 6番目の畑『甲州畑』棚栽培で甲州を植樹。

2021年 株式会社Cave an設立、ワイナリー建設開始、酒販免許を取得、Cave anロゴマーク作成、製造免許(ワイン特区)の申請。

2022年 丸藤葡萄酒さんをご退職。製造免許取得。

正子様がこの長い道のりをご自分が納得のいくワイン造りのために費やされ、コツコツと努力された結果ワイナリー創設に至りました。

そして生き生きと毎日を楽しみながらお仕事をされております。

私も職種は違えど『食』に関わる人間として、自らの信念を貫き、正子様のように凛としてそういう人生を歩んでいけたら幸せだと思います。

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